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双子妊娠から管理入院までの記録。 - 2008.09.28 Sun

よく質問されるのが
「いつから双子って分かるの~?」って聞かれます。答えは
「最初から~。」です。

正確に言うと2回目の病院くらいから。
普通の妊娠でも妊娠検査薬で陽性ですぐに病院に行っても
妊娠してることは間違いないけど正常妊娠かどうかは2回目くらいで分かるので
その辺はいっしょ。

ただすごい初期で双子と言われても稀にバニッシングツインといって
どちらか一方が消えてなくなる場合があるようです。


私は2008年3月25日(6週)で双子と判明しました。
その日のエコー。
kiroku-1.jpg
袋が二つはっきりと。エコー写真の下に先生の「D-Dtwin」の文字。
「D-D twin」とは二卵性双子の意味です。

その次の週。袋がハートみたいな形でかわいい
kiroku-2.jpg
出産予定日11月16日と言われる。
ここでこれまで通っていた病院では双子は出産できないから
紹介状を書くのでどこか他の病院へ行くよう言われる。

病院はいろいろ探したけど、やはり双子はハイリスクらしく
出産できるのは大きな病院ばかり。
私は徒歩で15分くらいのとこにある医療センターに決定。

ちなみにこの医療センター。
”医療センター”ってかっこいい名前はついてるけど小児科の規模が小さく
新生児科もない。そのため二卵性だったら受け入れるけど一卵性だと受入れ不可とのこと。
それだけ一卵性は双子のなかでも胎盤を共有していたり、いろいろとハイリスク。

私の場合は二卵性。
そして二絨毛膜ニ羊膜(にじゅうもうまくにようまく)と言われる
赤ちゃんの部屋が2つあり胎盤も2つある、という双子の中でも比較的リスクは低い方。


9週あたり。
kiroku-3.jpg
二人ならんだエコー写真はこの辺りまで。
二人並んで写ることができるのはごく初期で
これ以降は一人ずつのエコー写真となる。


9週あたりから「つわり地獄」に突入。

つわりのない人ってホントに幸せだと思います。
上の子の時もひどくて苦しんだけど、今回もさらにひどくそして長い。

24時間、寝てる時以外は常にしんどい。
起きた瞬間が一番マシな状態でそこから寝る時までずーっと下降線でとくに
夕方から夜にかけては最悪でした。

上の子の時には寝たきり生活ができていたけど
今回は長男の育児もあるのでそれほど休むこともできず
サークルの送り迎えやスイミングにも行かねばならず、、、。

さすがに晩御飯だけは作ることが出来ず
すぐ近くにある実家に晩御飯だけは食べに毎日通う生活。
食べにといってもリュウを食べさせるため。
私は当然、食べられず食べたとしても後でぜーんぶもどしていた。


そんな感じで24週くらいまでつわり地獄が続きました。


ちなみに双子の性別について。

双子と聞いて以来、性別については重要な関心事。
うちはすでに男の子がいるのでやはり私としては
第一希望は女の子・女の子
第二希望は男の子・女の子
第三希望は男の子・男の子  でした。

男の子3人だけは出来れば避けたいとおもっていたですが・・・。

私の場合、上下に双子が位置していて下の子(現在のナオ)は早い段階で
「男の子」と言われていました。上の子(現在のチー)はなかなかいつも見えずらく
だいぶ遅れて「男の子ですね。」と言われてしまいました。

恐れていた男の子3人か~、、、とちょっとショックながらも
男の子3人が坊主頭で歩いてたらかわいいだろうなぁ、、、とか
健康であればどちらでもいいわぁ。。と開き直りました。
その後、何回か確認してもらいましたが常に「二人とも男の子です」と言われていました



つわりが落ち着いた~と思ったのは3週間ほど。
またしても27週くらいから食べられなくなってきた。
今度は気持ち悪いというより圧迫感で。

吐くのがクセになってきたというか、とくにお風呂で頭を洗っている時の姿勢が
苦しくいつもお風呂で吐いていた。

体にも異変が。もちろんお腹が大きくてしんどいのはあるけど
私の場合、双子とは思えないほど普通の妊婦さんくらいのお腹で小さかった。
(実際、結果的に二人を足して一人分くらいの体重だった)

でも歩いていて突然、股関節が痛くなることがしばしば。
座っていて斜め後ろのものをとろうとすると股関節に激痛が。
そろそろ私の体も限界に近かったのかも(30週あたり)。

たまに双子でも39週くらいまで普通に過ごされ
そこそこの大きさで予定帝王切開でりっぱな双子ちゃんを産まれている方がいますが、

どうやら子宮にもいろんなタイプがあるようで、
子宮がよく伸びるいい子宮の人とそうでない人がいるみたい。

私は後者。
長男も38週で先に破水して自然分娩で産んだけど、最後はお腹が
石みたいにカチカチになったし、その割りに2500グラムと小さかったし。
私の子宮は赤ちゃんはあまり大きく育たないタイプのようです。


今回の双子も一応、25週位までは小さめながらもいい感じでエコーでは
成長してきたけど26週あたりから双子に体重差が見られるようになり
要注意!扱い。

双子の体重差は2割くらいまでなら許容範囲らしいが、
それを越すと管理入院してもらう、と医師に言われてしまう。

私の場合、切迫早産ってことでもなくただ双子に体重差が見られるから入院と
言われたけど、長男の育児もあるし入院はしたくなかったので
「入院することで体重差って改善されるんですか?」と聞くと

「入院して安静にすることで、双子への血の供給が均一になり良くなることもある、
とのこと。上の子がいたらなお更、安静生活なんて無理でしょ。」との指摘。
おっしゃる通り!長男の育児で走り回っていた私、安静とは無縁でした。

1週間後の検診で改善が見られなかったので
平成20年9月28日33週で入院となりました。

入院するとそれまで飲み薬で飲んでいたお腹の張り止めの「ウテメリン」が
24時間点滴になり常注。
このウテメリン。副作用があり私の場合、動悸息切れ・手の振るえがあり
ドキドキを抑えるために漢方の飲み薬も処方されていました。

病室から公衆電話に電話をかけにいったらハァハァして会話ができなかったり
暇つぶしで友達から借りていた任天堂DSは手の振るえで出来ず。。。


このウテメリン点滴。常に、なのでほんとにうっとーしー!!
ここの病院では4日に一回、点滴する手を変えるのですがその変える時を
見計らってダッシュでシャワー室へ。シャワー後はすぐに再び点滴開始。
点滴エラーや、終了して交換になれば深夜でもブザーがなり響き
4人部屋だったので周りに気を使ったり。(まわりも一緒だからいいのだけど)

そして何よりも嫌だったのが、
毎日の日課のNST(赤ちゃんんの心拍とお腹の張りを監視する装置)。

普通の妊婦だと赤ちゃんの心拍で1本、お腹の張りで1本の計2本のベルトを
お腹に巻きつけそのまま40分モニターするのですが、
双子だとさらにプラス1本の合計3本のベルトでモニター。

ただでさえ同じ体勢で寝るのがつらいのにお腹に3本ベルトをけっこう強く
巻きつけられ40分キープが私にはほんとに辛くて何度も30分あたりで
ナースコールしてもう限界、と訴えても許してもらえず。

他のベットの人も同じようにしてるのに、みんなしんどそうな雰囲気がなく
順調にモニターできている様子。
なんか私だけわがままな患者みたいで肩身が狭かった。
このNSTをつけること自体で緊張でお腹が張っていた。


入院して4日後の検診でやはり双子の体重差がさらにひらいてきた。
(一人はこの時点でマイナス1ヶ月の遅れ)ことが分かり、担当医より
「NICU(新生児集中治療室)のある病院へ転院してもらうかも、、。」との宣告。
そこからの医師の行動は早かった。

ニュースで最近しばしば取り上げられるNICU不足。


医師はすばやくNICUの空き状況を調べ空いているのを確認し、
明日転院してもらいます、と速攻言ってきた。

転院するにしてもまだ先だろうと思っていた私が少し戸惑っていると
「このままここで様子をみて産んだとしても小さく産まれることは必須で
その時にNICUが空いているかどうかは分からないし、双子なので
2つ同時にNICUが空いてないと最悪の場合、お母さんはここの病院、
双子は別々の病院、となったら3箇所の病院に分かれてしまうので
後で病院通うのが大変になるよー。」と。

ごもっとも!あとから思えばなんて迅速かつ賢明な判断。
お腹の中に双子がいるうちに転院してもらいすぐにNICUで処置できるほうが
いいに決まってる。

というわけで入院5日目で県下でも周産期医療の中核病院へ
長男憧れの救急車に乗って転院
(サイレンは鳴らしてなかったけど産婦人科の医師1名付き添いのもと搬送)

それまで入院していた医療センターは最近建て替えられとっても綺麗な病院でしたが、
転院先の病院は古くからある病院。

当然、病棟も産婦人科の内診室も古くて暗~い感じでいっきにテンションがさがり
自宅から車で40分ほど離れた病院になってしまったこともあり超ブルー


そして新しく担当医になった男性医師を見て少しビックリ!
「外人か?」と思うくらい髪は黒いけど見た目、思いっきり外国人。
まるでサイボーグみたいな吸い込まれそうなグレーの目をしていて直視できない・・・。
でも名前は漢字でふつうの日本人の名前でバリバリの関西弁。(以下、先生をマイケル先生と言う)

転院してきた緊張とマイケル先生の迫力に戸惑う私。
後で看護士さんに質問したら「マイケル先生はアメリカ人とのハーフで
お兄さんも産婦人科医で一時期は兄弟で一緒に働いてたことあるのよ~。
私はお兄さんの方がかっこよくてタイプやったわ~。」と
聞いてないことまで教えてくれた。

でもこのマイケル先生。
親切でやさしく外国人張りの気遣いがあり、とっても良かった。
それに転院してから体が慣れてきたのかウテメリンの副作用もマシになり
しかも大嫌いだったNSTも4日に1回。

転院してきて古い病院でテンション落ちていたけど、
転院してきてからのほうが体の調子もよく元気。

そして新生児室をすこし覗きに行くと、やはり普通の新生児室とは違う
ものものしい雰囲気とその規模にビックリすると同時に
この病院だったらいつ早く小さく産まれても大丈夫だ、という安心感からか
体の調子が安定し楽になった。

ただひとつ難点は。
ウテメリンの点滴。ここの病院では出産するまでおそらく一時たりともはずさない方針。

私はシャワーが毎日許可されていたけど、シャワーの時も入浴前にナースコールをして
点滴をストップ。針をさしたまま長いビニール手袋をしテープで頑丈にとめて入浴。
入浴後は再びナースコールをして点滴開始。
点滴してる方の手に気を使いながらのシャワーは非常に疲れシャワー後は毎回、
息切れしながらベットに戻る状態。


予断ですが・・・。


病室は4人部屋でそれぞれカーテン締め切りなので隣のベットの人ともほとんど
顔を合わすことがなく、友達ができるかな、と思っていた私はちょっと残念でしたが、
締め切っていても看護士さんの会話は聞こえてくるので大体、どのような状態で
入院してきたかわ想像がつきました。

私の隣の方。
私が転院してくる1日前に転院してきた人のようで
どうやら”兵庫県豊岡市”から来てる人のようでした。

豊岡って・・・。

ここの病院まで4,5時間はかかる遠方。
兵庫県の北の方では周産期をカバーする病院はないようで転院してきたみたい。
そして妊娠中毒症でかなりの高血圧と頭痛。
そんな遠方だと旦那さまも週末しか来られないようで旦那さまが帰られた後には
カーテン越しにしくしく泣かれている様子。

ちょうどその頃、「脳出血の妊婦が病院たらいまわしで亡くなる」というニュースが
あった時。そのせいではないと思うけど、かなりピリピリムードで1時おきに
血圧を測りにくるという重点看護。
夜中でも頭痛を訴えるとにわかにバタバタしだし、医師が飛んできたり。

そんな状況なので私としては自分が一応、安定していただけに
とっても耳ダンボになって気になるー。。。。
結局、私の方が先に出産・退院したので最後までお話することなかったけど
無事に産まれたのかどうか・・・。

ほんと色んな形の管理入院があり、無事に最後の出産まで迎えることが
できるのって幸せなことなんだなぁ・・・と痛感し勉強になりました。


話を元に。


入院して5日目(34週)のエコー検診ごマイケル先生のお話が。

「やはり相変わらず二人の体重差は変わらず。
エコーでの推定体重は一人目ちゃん1606g、二人目ちゃん2172g。
入院して安静にしても差が変わらずそして入院前からもあまり増えていない。

失礼な言い方だけど、このままお腹の中にいても意味がないし
一人目ちゃんがどんどん苦しくなるだけやなぁ。

幸い週数も第一目標の34週までいってるので早めに外に出して
新生児科の力を借りながら外で大きくした方がいいかもね。」とのこと。

改めて2日後のエコーで判断して決断することに。

いよいよ出産までカウントダウンが始まりました。


続きは「双子誕生当日の記録」へつづく。

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mikachu

Author:mikachu
mikachu☆ミカンが大好きな私
・長男リュウ★わんぱく坊主
2005年生(出生体重2500g)
・次男ナオ☆天真爛漫・おちゃらけ
2008年生(出生体重1408g)
・長女チー★超~負けず嫌い
2008年生(出生体重2014g)

*ナオとチーは二卵性双子です。
::::::::::::::::::::::
リュウは38週自然分娩で誕生。
ナオとチーは34週帝王切開で誕生。

うちの子供たちはね・・・

script*KT*

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