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2017-07

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出産後から退院までの記録。 - 2008.12.01 Mon

双子誕生当日の記録」のつづき~。


恐れていた帝王切開の痛みもまったくなく
あっという間に終わってしまった手術。
正味、45分くらいか。その半分以上の時間は麻酔にかけていたし。

部屋に戻ってからは新生児科の先生から話があるので待機するように言われて
旦那とずーっと待っていたけど一向に連絡なく。2時間くらい待たされた。

その間に新生児科では双子のあらゆる検査が行われていたいみたい。
マイケル先生が夕方ではなく急いで昼間に手術を強行した理由が分かった。
夕方だったら検査終わるの待ってたら夜遅くになってたわ。

約2時間後、先生に呼ばれ私は動けないので旦那が話しを聞きにいった。

第1子 1408グラム(極低体重出生児)
第2子 2014グラム(低体重出生児)
その時点でできる検査は一応すべてクリアし、今は二人とも過呼吸のため
呼吸を助ける措置と小さいので体温維持が難しいので保育器の中に。

過呼吸は帝王切開で生まれた赤ちゃんにはよく見られる症状で
自然分娩とは違い急に外の世界に出てきた赤ちゃんは呼吸する準備が
出来ておらず過呼吸になるらしい。

というわけでその時点では体重が小さい、というだけで
一応問題なしだったので一安心でした。



出産の痛みはなかったけど正直、手術後から次の日の朝までが一番つらかった。
痛いからではなく、動けない・眠れないという辛さで。

眠れないのは。
術後、血栓ができるのを予防するため両足にマッサージ機みたいのが
付けられていて15分間隔くらいでそれがウィーンと動き出し足を締め付けては
緩む、の繰り返し。朝までずーーーっと。

眠れないし、喉はカラカラなのに動けないし、飲めないし。
これがほんとに一番辛かったことです。

幸い、ほんとに痛みは全くない。
背中にやわらかい針がささっていてそこからチューブが伸びて
背中を這わせ、顔のよこあたりにペットボトルのような入れ物が付いていて
その中に麻酔液が入っており、そこからちょっとづつ麻酔が体内に入れられている。
(硬膜外麻酔というもの)

そのため嘘みたいに術後もまったく痛みがない。
この麻酔はその後なくなるまで2,3日つけたまま。
最後まで全く痛みを感じることなく順調に回復し、
次の日にはその麻酔を自分で手に持ってスタスタ歩けた。

長男の自然分娩の時にずっと付き添そい、その苦しみを見た旦那は
この元気は私を見て「みんな帝王切開で産めばいいのに。その方が合理的や。」と
お気楽なことを言っていた。

ちなみにこの硬膜外麻酔は予定手術の場合のみ使えるようで
緊急手術の場合はつけることができないため術後の痛みはけっこうあるらしい。
実際、同じ帝王切開でもものすごい苦しそうに廊下を歩いてる人がいたし。


出産翌日、新生児科の先生から改めて面談の席が設けられお話があった。
小さく生まれただけで今のところ問題ない、これからさらに検査は色々あるけど
このまま体重が2300グラムを越すまで双子は新生児科に入院とのこと。
(ここの病院の退院基準は2300グラムだった)

そしてこの後、医師より凍りつく一言が。
「たぶん、違うと思うねんけど第2子の子、ダウン症の検査してます。」と。
突然、予想もしないお話に固まる旦那と私。
体がカーッと熱くなって、サーっと寒くなる感じ。

先生いわく「小児科医をしてきた経験上のカンです。」だって。
”カン”って・・・。

第2子とは後のチーのことですが、その顔つきを見てだって。
二卵性だけど、双子なのでもう一人の第1子のナオも検査してますと言われ、

ご両親に言うほどでもないくらいおそらく違うけど、個人情報の事もあるし
染色体検査をしているのに伝えないわけにはいかないから、、とのこと。

結果的にダウン症ではなかったのだけど
おそらく違うといわれてもその結果が分かる2週間ほどはずーっと頭の片隅に
あってしんどかったです。

生後2日目。
nicu-7.jpgnicu-4.jpg
保育器の中のチー(左)とナオ(右)、ナオの腕が私の指と同じくらいの太さです。

はじめて二人を見たときのことで今でも忘れられないエピソードが。
私は「はぁ、、なんと小さい。」って感じで、ただただビックリしていると旦那が
「あの体についてる白いやつ見てみー。」と言った。

写真では分かりずらいけど心電図をとるためにペタっと体につけられている白い部分に
犬とか猫とかパンダとか動物の絵が描いてあります。

「あそこに動物の絵が描かれてるねん。芸が細かいと思わん~?さすが小児科やな。」だって・・・。
なんか私的にはこの状況でそんなことを言うのがおかしくてツボにはまり
笑ってしまったけど、場が和んでよかったと思ったお話です。


双子のその後の経過は
NICUで保育器には1週間くらい入っていて
その後は2ヶ月ほどGCUで検査・投薬(カルシウムなど)でひたすら体重増加待ち。
nicu-3.jpgnicu-2.jpg
搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませてもらっています。チー(左)、ナオ(右)
目隠しをしているのは黄疸が出ていたので光線治療のため目を保護してます。

nicu-6.jpgnicu-5.jpg
ナオ。パンパースの新生児オムツがブカブカ。足に巻かれてる白いのは血圧計。すべてがミニサイズ。


この期間の間に眼科の検査、聴力の検査、MRIで脳の検査と
月に1回のシナジス注射(SRウィルス感染予防、未熟児が感染しやすいので)。
そして私は退院後も毎日、家で搾乳して冷凍した母乳を授乳の時間に合わせて
届け、同時に直母(おっぱいから直接母乳を飲む練習)の練習。

眼科の検査はね。
未熟児は目が悪くなる可能性が高いので、けっこう重点的に検査されていたようです。
ちょっとネットで調べたら保育器に長く入っていることが目の発達によくないらしく
(未熟児網膜症という病気)、生命維持のために保育器に入っているのだけど
目が悪くなる確率もあがるというジレンマがあるようです。

そういえば、周りにいる双子ちゃんの眼鏡率が高い気がする。
病院でもおそらく全盲に近いといわれている赤ちゃんいたし・・。
今のところ二人とも眼科はクリアしたけど、3歳くらいになるまで
視力とかは分からないんだろうなぁ。。。と思います。

最初、その小ささからNUCUを1週間で出たときは
まだこんなに小さいのに大丈夫なん?と思ったけどそういる理由もあったのか、と
思います。NICUの病床不足っていうのも大きな理由だど思うけど。
nicu-11.jpgnicu-9.jpg
NICUを出てGCU(回復室)へ。ここで約1ヶ月半過ごしました。
体温調節がまだ難しいので何重にもタオルがかけられてました。



ところで第2子のチーは小さいながらも2300グラムまではもうちょっとだったので
先に退院するのかと思っていたけど、ここの病院では双子の場合、同時退院が基本だったので
第1子の小さかったナオが2300グラムに達するまで待ってくれるとのこと。

これはすごい助かりました~。
だって新生児を育児しながら病院に通うなって超大変だと思うから。
そしてここの病院ではベットを確保しないといけないためか
帝王切開でも6日で退院が基本だったのでそのとおり退院。



退院した後は私は今までのしんどい体から解放されすこぶる元気に。
家では4時間ごとに目覚ましをセットして搾乳(1回200ml)して冷凍パックする日々。
周りから心配されるくらい動き回り、リュウのサークルの送り迎えや自転車、電車に乗っての病院通い。

忙しかったけど久々のシャバの空気がすがすがしく、動けることの楽しいこと。
病院通いも大変というより楽しかったし、今となってはいい思い出です。

平成20年10月9日に生まれ平成20年12月1日にめでたく無事に退院となりました。
(退院時・チーは3370グラム、ナオは2626グラム)



最後に双子たちの入院にかかるお金の話。

最初の1週間、NICUにいたわけですが、それを含む10日間分の請求書を見て
ビックリ!!なんと一人につき約70万円!×2人=140万

でもでも最初見たときは度肝を抜かれたけど2000グラム未満で生まれた子に対して
国から補助があり実際のその時の負担は3万位でした。
(チーは2014グラムでしたが医師の判断によりこの制度、適用になりました)

10日間で140万って。高いすぎ!とも思ったけど
いろんな事情(24時間重点看護の人件費、なにより保育器1台とその周りの機材は
1人分で2000万円くらいするらしい)で納得。

補助があってよかった~。なかったら破産ですわ。
それにしても負担が少ないのは嬉しいけど、逆にそんなに補助してもらう
国のお金も大丈夫なのかと心配にもなったり。


そしてさらにこの負担した分も次に県の制度で補助があり
数が月後には所得に応じて還付されました。
2ヶ月間入院の衣服やオムツの実費は当然、自己負担ですが。

最終的にはトータルで窓口で17万円くらい支払い
後の還付で7万円くらいもどってきたので、実際払った額は10万円くらいです。

ほんと補助があって助かりました。
でもこれも2ヶ月入院の私でこれなので、長期入院となると
やっぱりじわじわと家計を圧迫なんだろうな~と思います。

出産一時金ももちろん二人分で2倍。
入院もさほど長くなかったし帝王切開で医療保険の給付金も出るし
最終的には出産一時金でかなりのプラス。
でも後でかかるお金も2倍だから一時的に増えるだけで同じだけど。
医療費控除もプラスになるので対象にはなりませんでした。


二人が退院した時は旦那が一人、私が一人を抱っこしてNICUから出たのですが
いきなり・・・
靴を履いたり、受付で退院の手続きをしたりする時に
この抱っこした赤ちゃんはどーしたらいいの~?手が足りない・・・。
というちょっとしたことの現実を感じ、やっていけるだろうかという不安を
強く感じたのを懐かしく思います。
(きっと一人目だったら途方に暮れたはず。)


これからもいろいろ山あり山あり山あり・・・・だろうけど
とりあえず無事に二人とも誕生してくれたことに感謝しつつ
この双子出産体験記はひとまず終わりデース。

● COMMENT ●

今、双子を妊娠中です。
母子ともに出産されて羨ましいです。
私も頑張ります。

Re: タイトルなし

よしさん

コメントありがとうございます。
パスワード制のブログにしているのですが・・
妊娠出産のところだけは、誰かの参考になればと思い公開しています。
その記事をご覧頂いたのでしょうか??

今では双子も4歳半になり、それはそれで大変な毎日です。
妊婦時代はしんどくて毎日辛く、生まれた時も小さく心配しましたが、
今となってはいい経験でした。

よしさんも、頑張ってくださいね。。。


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プロフィール

mikachu

Author:mikachu
mikachu☆ミカンが大好きな私
・長男リュウ★わんぱく坊主
2005年生(出生体重2500g)
・次男ナオ☆天真爛漫・おちゃらけ
2008年生(出生体重1408g)
・長女チー★超~負けず嫌い
2008年生(出生体重2014g)

*ナオとチーは二卵性双子です。
::::::::::::::::::::::
リュウは38週自然分娩で誕生。
ナオとチーは34週帝王切開で誕生。

うちの子供たちはね・・・

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